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こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【リフティングのリフトアップ(持ち上げ)のコツ・練習方法】を動画と合わせて解説します。
サッカーでは練習でよく行われるリフティングですが、「リフティングが上手くできない。回数が増えない」とお悩みの幼児~小学生の多くはこのリフトアップ(持ち上げ)が苦手です。
そこで今回はこのリフティングの最初の部分、リフトアップに絞ってコツや練習方法、失敗例をご紹介します。
「リフティングのリフトアップ(持ち上げ)上達方法」の動画
「#26 リフティングのリフトアップ(持ち上げ)上達方法」というタイトルで動画をYouTubeに公開しています。
まずはこちらをご覧ください。2分11秒で終わる短い動画です。
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以下に動画の内容を画像と文字で解説していきます。
リフトアップの練習方法
ではリフトアップの練習方法を順番に解説していきます。
①:ボールが足先に乗るように引く
②:足首や膝を使ってボールを真上に浮かせる
練習方法1:ボールが足先に乗るように引く
まずは足先(つま先から足の指の付け根までの間くらい)に乗るようにボールを引きます。
この時、ボールを引く速さはゆっくり目で大丈夫です。
とにかく速く引こうとする子を時々見かけますが、その後にボールを跳ね上げられずに失敗しているので焦らないことが大切です。
練習方法2:足首や膝を使ってボールを真上に浮かせる
この位置までボールを引いたら足首や膝を使ってボールを真上に浮かせます。
足全体を持ち上げるのではなく、足首を動かして反動で引いたボールを跳ね上げます。
この時に膝がまっすぐ(脚が一直線)だと上手くボールが持ち上がらないので、予めほんの少し膝を曲げておくと良いでしょう。
リフトアップのコツ、練習のポイント
続いてリフトアップのコツ、練習のポイントをご紹介します。
リフトアップでは毎回同じ高さ・同じ場所にボールが上がるように意識する
リフトアップでは繰り返し練習することが大切ですが、毎回同じ高さ・同じ場所にボールが上がるように意識するのが練習をする上でのポイントです。
真上ではなく前に上げてしまったり、高さが毎回バラバラだったりするとリフティングに進む時に上手く続けられません。
自分なりのリフトアップが安定するとリフティングもしやすくなって回数を増やすことができます。
リフトアップの失敗例、上手くできない理由
次にリフトアップの失敗例、上手くできない理由をご紹介します。
・あせってボールを動かしてしまう
・ボールを自分の方に引きすぎてしまう
・ボールを足から離せない
理由1:あせってボールを動かしてしまう
リフトアップが上手くできない理由の1つ目は「あせってボールを動かしてしまう」ことです。
特に低年齢児向けの話となりますが、小さいお子様だと指導を受けてもボールが浮く理屈がよくわかっていないことがあります。
そのためボールが足先に乗る前に持ち上げようとして前方に蹴り出してしまう場面が多いです。
理由2:ボールを自分の方に引きすぎてしまう
リフトアップが上手くできない理由の2つ目は「ボールを自分の方に引きすぎてしまう」ことです。
自分の体の真下までボールを引きすぎてボールを浮かせるための動作ができない子もよく見かけます。
理由3:ボールを足から離せない
リフトアップが上手くできない理由の3つ目は「ボールを足から離せない」ことです。
これは動画を見てもらうのが1番わかりやすいですが、足そのものを持ち上げてしまうためにボールが足から離れずリフティングの動作に移れません。
失敗に対してはお手本とわかりやすい説明を繰り返すことが大切
3つの上手くいかない理由をご紹介しましたが、このような失敗に対してはお手本とわかりやすい説明を繰り返すことが大切です。
私がお手伝いに行っているサッカースクールでもこのような失敗例はよく見かけます。
小学2年生くらいまでで且つそこまでサッカー経験が長くない子たちは、指導者の見よう見まねで一所懸命にボールを上げようとしますが、リフトアップの後のリフティングに繋がるようにボールを跳ね上げる動作ができていないことが多いです。
こうしたリフトアップやリフティングが苦手な子には根気よくお手本を見せて、わかりやすいような言葉で説明してあげるのが大切です。
まとめ
ではまとめとおさらいになります。
リフトアップをする時はその後のリフティングがしやすいように、
・ボールは足先に乗るくらいまでゆっくり目に引く
・足首や膝を使ってボールを真上に浮かせる
・毎回、同じ高さに上がるよう繰り返し練習して安定させる
私がお手伝いに行っているサッカースクールもそうですが、リフティングが何回できるかの回数をテストしているチームもありますね。
「リフティングがたくさんできても試合に役立たない」という声も一部では聞きますが、指導者は単純な回数よりも良いキックができているかを見てあげればよいと私は思います。
良いキックとはキッカー(=選手)が「狙った場所:高さや位置」に「狙ったキックの質:回転をかける、無回転」でしっかりと蹴ることができるという意味です。
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