『サッカーでロングキックの飛距離を伸ばすにはどうすればいいか?』というご質問が高校生の方から来たのでお答えしました。
同じような悩みがある方は参考にしてみてください。
質問:ロングキックはどうしたら飛ぶようになりますか?|匿名
今回はやりとりが続いたので対話形式でご紹介します。
ロングキックはどうしたら飛ぶようになりますか?
ご質問ありがとうございます。 ポイントをいくつか挙げますね。
- 軸足の位置はボールよりやや後ろにあるか
- ボールを蹴る時に前傾姿勢になっていないか
- ちゃんとボールと地面の間に足が入っているか
- ボールを蹴る方の足だけに意識がいっていないか:上半身のバランス、フォーム
- ボールを蹴った後すぐ動作を止めずにフォロースルーを意識する(ロングキックなら蹴った後の足が上方に流れる)
膝から下の脚の振りを早くするほどボールに力が伝わり強いキックができます。
他にも筋力・体力的な問題もあるかとは思います。
フォームに関してはロングキックが得意な選手のを真似すると良いかと思います。 頑張ってください!
ロングキックに力は必要ですか?
当然、より遠くに飛ばしたいと思ったら力(筋力)は必要ですね。
単純に子供より大人の方が体格が大きく・筋力もあるのでボールは飛びますよね。
ただ、同じ力で比べるならフォームが良い(=ボールに力をより伝えられる)方が飛びますね。
力むと飛びませんよね?
力むというのは正しくボールに蹴る力を伝えられていないということなので、飛びづらくなりますね
関連動画:YouTubeのサカボンチャンネルで公開しているロングキックの蹴り方です
動画の方がより蹴り方がイメージしやすいと思うので1度ご覧ください。
質問に対する回答:まとめと補足
今回はGKをされている方からのご質問でした。
なかなかロングキックが飛ばず苦労されている様です。
この後も画像や動画をご紹介しながらのやりとりが続いたのですが、気になった点がありましたのでご紹介します。
「この方法が絶対的に正しい」と決めつけない
この質問をしてくれた方にも以下の様にお伝えしました。
ただ、一番大切なのは『あなたが一番飛ぶ方法』を見つけることです。
最初はマネから入ると思いますが、『この蹴り方じゃなきゃダメ!』と固執せずに色々試してみてください。
この方は次のように色々と質問してくれました。
- 「この方法は良いですか?悪いですか?」
- 「腕はどのくらい上げればよいですか?」
- 「(プロ選手の動画をリンクして)この蹴り方は正しいですか?」
確かに良い見本を見つけるのは大切なことですが、基本の型はあってもそれが全ての人にとってベストかと言うと必ずしもそうではないです。
なぜなら人によって
- サッカー経験
- 筋力
- 身長や足の長さなどの体型
などが違うからです。また、時代によってボール自体の質も異なります。
プロ選手はその都度そのボールに合った蹴り方を練習で試し調整しています。
例えば、昔はよく曲がった蹴り方であってもそれがずっと同じ様にできるとは限らないのです。
上達の近道は練習(実践)あるのみ
言ってしまえばそれまでですが、理論は理論でしかないのであとはそれをどう活かすか。
それはその人次第です。
「キックの飛距離を伸ばしたい」のであれば、1回1回のフォームを確認しつつ、たくさんボールを蹴るしかないのです。
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