今回のご質問は『ロングキックの飛距離を伸ばすにはどうすればいいか?』で、回答は以下になります。
質問:ロングキックはどうしたら飛ぶようになりますか?
今回はやりとりが続いたので対話形式でご紹介します。
ロングキックはどうしたら飛ぶようになりますか?
ご質問ありがとうございます。 ポイントをいくつか挙げますね。
- 軸足の位置はボールよりやや後ろにあるか
- 蹴る時に前傾姿勢になっていないか
- ちゃんとボールと地面の間に足が入っているか
- 蹴る方の足だけに意識がいっていないか=上半身のバランス、フォーム
- 蹴った後すぐ動作を止めずにフォロースルーを意識する(ロングキックなら蹴った後の足が上方に流れる)
- 膝から下の脚の振りを早くするほどボールに力が伝わり強いキックができます
他にも筋力・体力的な問題もあるかとは思います。 フォームに関してはロングキックが得意な選手のを真似すると良いかと思います。 頑張ってください!
ロングキックに力は必要ですか?
当然、より遠くに飛ばしたいと思ったら力は必要ですね。
単純に子供より大人の方が体格が大きく・筋力もあるのでボールは飛びますよね。 ただ、同じ力で比べるならフォームが良い(=ボールに力をより伝えられる)方が飛びますね。
力むと飛びませんよね?
「力む=正しくボールに蹴る力を伝えられていない」 ということなので、飛びづらくなりますね
質問に対する回答:まとめと補足
今回はGKをされている方からのご質問でした。なかなかロングキックが飛ばず苦労されている様です。この後も画像や動画をご紹介しながらのやりとりが続いたのですが、気になった点がありましたのでご紹介します。
「この方法が絶対的に正しい」と決めつけない
この質問をしてくれた方にも以下の様にお伝えしました。
ただ、一番大切なのは『あなたが一番飛ぶ方法』を見つけることです。最初はマネから入ると思いますが、『この蹴り方じゃなきゃダメ!』と固執せずに色々試してみてください。
この方は「この方法は良いですか?悪いですか?」「腕はどのくらい上げればよいですか?」「(プロ選手の動画をリンクして)この蹴り方は正しいですか?」と色々聞いてくれたのですが、基本の型はあってもそれが全ての人にとってベストかと言うと必ずしもそうではないということです。
なぜなら人によって
- 経験
- 筋力
- 身長や足の長さなどの体型
などが違うからです。また、時代によって「ボール自体の質」も異なります。
プロ選手はその都度そのボールに合った蹴り方を練習で試し、調整しています。例えば、昔はよく曲がった蹴り方であってもそれがずっと同じ様にできるとは限らないのです。
上達の近道は「練習(実践)」あるのみ
言ってしまえばそれまでですが、理論は理論でしかないので、あとはそれをどう活かすか。それはその人次第です。
「キックの飛距離を伸ばしたい」のであれば、1回1回のフォームを確認しつつ、たくさんボールを蹴るしかないのです。
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