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なぜサッカーでは「9.15m」離れるの?

      2017/03/25

サッカーの試合を見ていると時々、ファウルでFKになり壁の位置でもめるシーンを見かけますね。

この時、「9.15m離れる」と実況や解説者が言うことがありますが、「何故こんな半端な距離なの?」と疑問に思ったことはありませんか?

今回はこの9.15mについて色々と解説をします。

 

なぜサッカーでは「9.15m」という半端な長さが使われるのか?

まず先に何故「9.15m」という半端な距離か先にお答えしますね。

実は9.15mというのは「ヤード・ポンド法」で表すと『10ヤード』になります。

サッカー発祥がこのヤード・ポンド法を使うイギリスなため、メートル法を使う日本表記では半端な数字になってしまうんですね。

 

9.15mが用いられるケース

サッカーコート や ファウルとFK の項目で度々「ボールから離れなければならない距離」とありますね。

基本的には」サッカーにおいてセットプレーの時に、相手側はボールを置いた位置から9.15m離れなければなりません。

 

セットプレーとは「決められた位置にボールを置いてから蹴るプレー」のことです。具体的には

  • 間接フリーキック
  • 直接フリーキック
  • コーナーキック
  • PKおよびペナルティーマークからのキック

(PKの時はキッカー以外、相手だけでなく味方も離れる。そのためにペナルティーアークがある)

のことを指します。

 

ゴールに近すぎる場所では例外もある

基本」と書いたのは、攻め側の間接FKになる反則がゴールエリア内(ゴールと平行なラインまで5.5m)で起きた時は、守備側の競技者は9.15mも離れられません。

ですので、反則が起きた場所から一番近いゴールエリアの線にボールを置いて間接FKを行います。

 

審判は「歩数」で9.15mが測れるように特訓する

プロの試合でファウルがあった時、壁が近い場合は審判がここまで下がりなさいと指示する場面がありますね。

この時、審判が一歩ずつ歩数で測り場所を指定する場面があります。

試合中にいちいちメジャーなどで測るわけにもいかないので、審判は歩数で9.15mが測れる様に特訓しているのです。

更に、普通に歩くのと後ろ歩きでは歩幅が違うので、どちらでも測れる様に上級の審判は訓練します。

 

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小学生は9.15mではなく「7m」

コートの広さも人数も異なる小学生の試合では「7m」が用いられます。

 

9.15mに関する注意や補足

若い審判などコーナーキックの時も相手を9.15m(小学生は7m)離すことを忘れている審判が意外といるので注意ですね。(酷いとスローインの2mと混同していたり…)

 

ゴールからペナルティーマークまでの距離は別

ゴールラインからペナルティーマークまでの距離は11m(正確には10.97m=12ヤード)、小学生は8mとなっています。

学生の試合など、自分たちで1からラインを引いてコートを作る時は注意しましょう。

 

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記事の著者紹介
札幌在住、元・育成年代対象のコーチを12年間していました
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