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ファウルとフリーキック:間接FK・直接FKとは

      2017/03/25

ここではサッカーの「ファウルとフリーキック」について解説します。

FK(フリーキック)には「間接FK」と「直接FK」がありますが、何がどう違うのか?

どういうファール(ファウル)をされた時に行うのか?など、サッカー経験者でないと中々わからないと思います。違いを知る事でサッカー観戦時にも役立ち、一層楽しめるのではないでしょうか。

※野球やサッカーでは、ルール上「ファウル」と表記することになっているので以下ファウルと書きます。

 

 フリーキック:間接FK・直接FKについて

間接フリーキック,直接フリーキック,FK

 

直接フリーキックについて

直接FKとは以下の特徴を持ったFKです。

  • ボールが相手ゴールに直接入った場合、得点となります
  • ボールが自分のゴールに直接入った場合、相手チームにコーナーキックが与えられます

 

間接フリーキックについて

間接FKとは以下の特徴を持ったFKです。

  • ボールが相手ゴールに直接入った場合、ゴールキックとなる(得点にはなりません
  • ボールが自分のゴールに直接入った場合、相手チームにコーナーキックが与えられます

間接FKが行われた後、他の競技者がボールに触れた場合のみ得点となります。どちらのチーム側の選手かは問われません。

度々見かけるのが、「小学生の試合などで間接FKをわかっておらずに直接ゴールに向かって蹴り、相手のゴールキーパーもうっかり触ってしまった後にゴールに入ってしまう」。これはゴールに認められます。

しかし、ちゃんと説明してあげないと選手が理解しないままですので指導者は注意が必要ですね。

 

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間接FKまたは直接FKになるファウル

直接フリーキックになるファウル

直接FKになるファウルは10種類あり、内7つは「不用意に・無謀に・過剰な力で」犯したと主審が判断した場合に相手チームに与えられます。

(「」内の言葉は審判資格のテストに出たりします)

7つのファウルとは以下になります。

  1. 相手競技者を蹴る、又は蹴ろうとする
  2. 相手競技者をつまずかせる、又はつまずかせようとする
  3. 相手競技者に飛びかかる
  4. 相手競技者をチャージする
  5. 相手競技者を打つ、又は打とうとする
  6. 相手競技者を押す
  7. 相手競技者にタックルする

残りの3つは以下の通りです。

  • 相手競技者を押さえる
  • 相手競技者につばを吐く
  • ボールを意図的に手または腕で扱う(GKが自陣のペナルティエリア内で扱う場合を除く)

これらのファウルをペナルティエリア内で犯してしまうと相手にPKが与えられます。

 

間接フリーキックになるファウル

GKが自陣のペナルティエリア内で次の4項目の反則をどれか犯すと間接FKになります。

  1. 手で保持したボールを6秒以上コントロールする
  2. いったん手で保持したボールを放した後、相手競技者が触れる前に再度「手で」触れる
  3. 味方競技者が意図的にGKに蹴ったボールに手・腕で触れる
  4. 味方競技者がスローインしたボールを直接受けて手・腕で触れる

2は小学校低学年の試合などで、パントキックをミスして真上に蹴り上げてしまい、慌ててキャッチしてしまう様なケースです。

3は「意図的」とある様に、クリアミスなどは間接FKになりません。判断は主審次第です(たまに微妙な時があり、周りの声が耳に痛いときがあります。審判あるあるですね 笑)

 

競技者が次の行為をした場合も間接FKが相手チームに与えられます。

  1. オフサイド
  2. 危険な方法でプレーをする
  3. 相手競技者の進行を妨げる
  4. GKがボールを手から放すのを妨げる
  5. 競技規則12条(ファウルと不正行為)のこれまでに規定されていないもので、競技者を警告する、または退場させるためにプレーを停止する事になる反則を犯す

2はハイキック(相手競技者の頭よりも高く足をあげてプレーし当たりそうになる)等ですね。

5はプロの試合でまれに見られる、口論が発展して暴言を吐いてしまった場合など。

 

主審のジェスチャーで「直接FK」か「間接FK」かわかる

ファウルがあった際、主審が「腕を水平に伸ばした」場合は直接FK、「腕を真上に伸ばしたまま」なら間接FKです。

(間接FKは蹴られて誰か他の競技者がボールに触れるかコートから出るまで上げ続けなければいけないので、審判をしていて内心しんどい時があります 笑)

 

 フリーキック:間接FK・直接FKについて:補足とまとめ

どちらのFKも

  • ボールを静止させてから蹴らないとやり直しです。
  • 相手競技者は9.15m(10ヤード)離れなければいけません。主審が注意しても従わないと警告(イエローカード)です。
  • ファウルされ、ボールを静止した時点でもう蹴っていいです。トリックプレーで時々相手の虚を突いてすぐ始めたりしますね。逆に主審が笛で停めた場合は従わずに蹴ると警告されます。再開合図の笛が鳴らされたら蹴ってOKです。

FKにはどの国にも名手と呼ばれる選手がいます。(敬称略)

中村俊輔、遠藤保仁、ピルロ、ネイマール、チャルハノール…

観戦の際、フリーキックの時は特に注目です。

 
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記事の著者紹介
札幌在住、元・育成年代対象のコーチを12年間していました
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