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今回は【tic tac toe(三目並べ、まるばつゲーム)】という、主にウォーミングアップ、もしくはダッシュによるフィジカルトレーニングとして行う、子供がやっても盛り上がる練習方法をご紹介します。
「三目並べ」というゲーム自体はご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、その要素を取り入れたこの練習はハンドボールのオーストリア代表監督が考案したものと言われています。
単なるジョギングやダッシュと違い、判断能力や瞬間視という動体視力の向上にも役立ちます。
tic tac toe(三目並べ)の練習動画
まずはこちらの動画をご覧ください。
再生時間2分4秒
tic tac toeのポイントを解説
では以下に動画内で行ったtic tac toe(読み方:ティック・タック・トゥー)の解説をしていきます。
tic tac toeで用意するもの
- 9箇所の的(マーカーやコーン、ビブスなど。ボールでもできそうですね)
- 2色のしるしを各3つずつ(マーカーやビブスなど)
- 2チーム:各3名以上いるとベスト
tic tac toeのルール、練習方法
下記の図をご覧ください。
2チームに分かれ、それぞれ9箇所の的に置く印(シルシ)を1人1つ、計3つ持っておきます。
合図とともに一人目がダッシュし、任意の場所にシルシを置きます。置いたら戻って次の選手とタッチします。
タッチしたら二人目が的を置きに行きます。
これを繰り返して相手チームより先に「縦(たて)・横(よこ)・斜め(ななめ)」のいずれか一列にシルシを並べられた方のチームが勝利となります。
ビンゴと同じですね。
3枚目までで一列揃わなかった場合、4人目(3人一組なら一人目)は置いている自分のチームのシルシを1つ動かして並べ直すことができます。
tic tac toeのメリット
ただ走るジョギングやダッシュと違い、瞬間的な状況判断の特訓になります。
また、動画でもご紹介しましたが『後ろ向きスタート』させることで動体視力の一つである【瞬間視】も鍛えることができます。
何より、ゲーム要素が強いため子供はもちろん大人でも楽しんで練習に取り組めるのが良いところです。
YouTubeで探すとバルセロナの選手がリラックスしながらtic tac toeを行ってる動画もありました。
tic tac toe(三目並べ):まとめ
例えば「ドリブル:走りながらボールをコントロールしつつ周りを見る」など、サッカー(又はフットサル)は複数のことを同時に行う瞬間が多いスポーツです。
ですのでこの練習の様に、頭と体を同時に使う動きは様々な場面での対応力も磨かれると思います。
また、例えばシルシをボールにして的をラインで区切ればドリブルの練習にもなります。
色々と発展させられそうなので、機会があればぜひ試してみてください。
P.S.余談ですが、googleで「tic tac toe」や「三目並べ」と検索するとその場でゲームができます。
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