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サッカーのポジション・フォーメーション・役割について

      2017/05/02

画像:サッカーのポジション・フォーメーション・役割

ここでは「サッカーのポジションやフォーメーション・選手の役割」について解説します。

『「4-4-2」とか「4-3-3」って何?』『「1-4-4-2」って書いてる時もあるけど』『ボランチ、ピボーテとは?』など、サッカーのポジションやフォーメーションには独特の表現が多いため、疑問に思っていることもあると思います。

そういったサッカー独自のポジション(位置取り)やフォーメーション(陣形)、またそこでの役割についての様々な知識をご紹介します。

 サッカーのポジションと役割

まずは各ポジション名が書かれたこちらの図をご覧ください。

サッカーのポジションを示す図

フォーメーションについて

上の図は俗に「4-5-1」と表記されます。サッカーでは後ろのポジションから人数ごとにフォーメーションを表します。

例えば最近(2016年)イングランド・プレミアリーグで奇跡の優勝を遂げた岡崎慎司選手所属のレスターは基本「4-4-2」で、本田圭祐選手所属のイタリア・セリエAのACミランは「4-3-3」だったり「4-4-2」だったり、残り数試合で「4-3-1-2」に変わったりと安定しませんでした。

サッカー経験者の方はわかると思いますが、ちょっとしたポジションや役割が変わるだけで周りとの連携が上手くいったりいかなくなったりします。それだけフォーメーション(と戦術)の選手への浸透度合いは重要です。

話を表記の仕方に戻しますが、ヨーロッパでは1-4-4-2」などGKも含めて表記するのが通例です。JFA(日本サッカー協会)の発行誌などでもそう表記されています。

(↓指導者資格を取ると専門雑誌が定期的に送られてきます)

サッカー協会発行のテクニカルニュース

また、相手を止めるフィルターをイメージして選手の数え方を「1枚、2枚…」と表現することもあります。

各ポジションの名称

選手登録に必要となる公式なポジション名は上の図に示したGK・DF・MF・FWです。

しかし時代と共に戦術や役割が多様化し、また色々な国の表現も混ざって細分化されました。ですので代表的なものを上げていきます。

  • GK:ゴールキーパー
  • DF:ディフェンダー
  •  横だとSB:サイドバック
  •  その中で攻撃的役割が増えて前目になるとWB:ウイングバック
  •  中央はCB:センターバック
  • MF:ミッドフィルダーハーフとも呼ばれます)】
  •  横だとSH:サイドハーフ
  •  中央はCH:セントラルハーフ
  • (又はCMF:セントラルミッドフィルダー
  •  中央が3人いた場合、左右の2人をIH:インサイドハーフと呼ぶこともあります。
  •  MFの内、守備的な役割がDH:ディフェンシブハーフ
  • (又はDMF:ディフェンシブミッドフィルダー
  •  MFの内、攻撃的な役割がOH:オフェンシブハーフ
  • (又はOMF:オフェンシブミッドフィルダー
  •  役割により「アンカー」「ボランチ」「ピボーテ」「トップ下」と呼び名が変わります。※後述
  • FW:フォワード
  •  主に相手のペナルティエリア付近(中央)に位置取るのがCF:センターフォワード
  •  2トップ(FWが2枚)でチャンスメークをしつつゴールも狙うのがST:セカンドトップ
  •  3トップの内、左右に広がりクロスやサイド突破の役割を担うのがWG:ウイング

各ポジションの役割

続いては各ポジションの役割をご紹介します。

GK:ゴールキーパー

文字通りゴールを守る人。守護神とも呼ばれる。近年ではセービング(ボールを防ぐ)技術に加え、後ろからのビルドアップ(組み立て)のための足元のスキルやフィード(前方に蹴り出すこと)の正確さも求められる様になりました。

更に、積極的な飛び出しでDFの役割まで担う現代的なスタイルも確立されてきました。その代表的な選手がドイツ代表のノイアー選手です。

DF:ディフェンダー

基本的には相手の攻撃を止めチャンスに変える役割です。

(ちょっとマニアックな話ですが、現代の指導法だとこの「チャンスに変える」まで含める様になっています。「守ること」だけだと50点です 笑)

今ではあまり見かけなくなりましたが、ディフェンスラインの真ん中に位置し、相手を止めることに特化した役割を「ストッパー」、更にその選手が突破されたらボールをクリアしたり相手を止める役割を「スイーパー(掃除屋)と呼びました。イタリアが特に有名で、その守備の固さとスタイルから「カテナチオ(閂:かんぬき)と表現されました。

DFでありながら時には最前列まで上がる様な役割を「リベロ(自由)と呼びます。ドイツが有名で、ベッケンバウアー選手、マテウス選手、ザマー選手が特に有名でした。こちらも最近は戦術の変化によりあまり見かけなくなりました。

これらのポジションはCB(センターバック)の中で役割が異なるものです。

一方、ディフェンスラインの横に位置する選手をSB(サイドバック)と言いますが、現代のサイドバックは長友佑都選手の様に上下動を繰り返しクロスを入れたりシュートを撃つ役割や、ドイツ代表のラーム選手の様にビルドアップやゲームを作る働きも求められるようになってきました。

MF:ミッドフィルダー

守備から攻撃への繋ぎ手・攻撃の担い手として、多くの役割が求められるポジションです。

DFラインのすぐ前に位置し、相手の攻撃の芽を摘み取る役割が「アンカー」、バランスを取る役割が「ボランチ(舵取り、車のハンドルの意。ポルトガル語)」(日本では主に守備的な意味で使われます)、ボランチよりもボールを左右に散らしたりとゲームメーカー的な役を担うのが「ピボーテ(回転軸の意。スペイン語)」、もしくは「レジスタ(演出家の意。イタリア語)」と呼ばれます。

日本では花形的な役割のイメージが強い、FWの後ろでチャンスメイクやゴールを狙う「トップ下」(各国の呼び名は「ミッドフィルダー」の項目でwikipediaに載っています)

FW:フォワード

ゴールを決める(点を獲る)ことが求められる役割です。ストライカー(点取り屋)、アタッカーなどと呼ばれます。また、日本での認知度は高くないですがペナルティエリア付近でゴールに特化した役割のCFを「ポーチャー」と言います。

サッカーのポジション・フォーメーション・役割について:まとめ

ポジション・フォーメーション・役割は、時代や国により様々な違いを見せます。「これが絶対」というものが無いのがサッカーの1つの醍醐味でもあります。

観戦の際にはこういった事にも注目するとよりサッカーを楽しめます。


 



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