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「サッカー」ではなく【ソッカー】!?

      2016/10/01

【このページの概要】

あなたは【ソッカー部】をご存知ですか?

実は慶應義塾大学の歴史と伝統あるサッカー部の名前なんです。では何故サッカー部ではなく『ソッカー部』なのか?今回はサッカーにおけるトリビアとしてお話しします。

 

なぜサッカーではなく【ソッカー】なのか

疑問に思う人

 

そもそも「サッカー」という名前の由来は?

まず、『サッカー』という言葉はアメリカ英語で、イギリスから『フットボール』として今でいう所のサッカー(アソシエーションフットボール)や、ラグビーが入ってきた際、

アメリカで独自のルールに発展したものを「アメリカンフットボール」、

イギリスで定着したものを「association(アソシエーション)・フットボール」の「soc」+「er(~するひと)」という俗称で「soccer(サッカー)」と呼ぶことになりました。

日本ではこれらを区別するために、それぞれア式蹴球、ラ式蹴球、米式蹴球と当時は呼び、その後サッカーと呼ぶ様になりました。

 

ソッカーの由来は慶應義塾大学サッカーの歴史にあった!

1921年にボールを蹴り合う仲間が集い、「慶應ブルー・サッカー」として創立されましたがサッカーという言葉が一般的ではなかったため、「慶應アソシエーション・フットボール(ア式蹴球)倶楽部」に名称を変更しました。

ところがラグビー部が1899年(明治32年)より「蹴球部」として活動していた事、また、アソシエーション・フットボールという名称も紛らわしいと同じくラグビー部から言われたことにより、「サッカー」という言葉を使う事になりました。

この時、当時の主将だった浜田諭吉さんの「soの発音はサよりもソに近い」という解釈により、1927年晴れて【慶應義塾体育会ソッカー部】設立となりました。

つまり、発足時の伝統を今でも受け継ぎ守り続けているというわけですね。

 

伝統を守り続けているのは慶応だけではなかった!

慶応がソッカーの名前を受け継いでいる一方、早稲田大学・一橋大学(旧東京商科大学)・東京大学(旧東京帝国大学)の三大学は、上記にあった当時のサッカーを示す「アソシエーション・フットボール」時代からの伝統を引き継ぎ、現在でも【ア式蹴球部】の名前で活動しています。

 

日本でフットボールではなく「サッカー」が一般化したわけ

戦後、アメリカの影響を強く受けた日本は、「蹴」という文字が当用漢字表から外れたこともあって、新聞では「蹴球」の代わりにアメリカ英語の「サッカー」が使われるようになり、それが今日に至ったそうです。

 

記事の著者紹介
札幌在住、元・育成年代対象のコーチを12年間していました
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