掃除や片付けを子供がサッカーの練習中に行う意味

こんにちは。今回は【掃除、片付けをサッカーの練習で行うこと】について、掃除の基本や意味、何故大切なのかをご紹介します。

家とホウキ・スプレーで掃除しているイラスト画像

頭ごなしに「掃除しなさい!」と親が言っても、中々言うことを聞いてくれないお子様もいますよね。

しかし、なぜそういった活動が重要なのか、どう選手の成長につながるのかがわかれば納得して掃除や片づけを積極的に行う子供も増えるのではないでしょうか。

掃除や片付けの意味

小学生~中学生のサッカースクールやクラブでも教育の一環としてゴミ拾いや掃除、整理整頓などの美化活動を取り入れている所が増えてきています。

ではこうした活動にはどういうメリットがあるでしょうか。

掃除や片付けのメリット

子供の内からサッカーの練習と合わせて掃除や片づけを習慣づけるのには次のようなメリットがあると私は考えます。

  • ものを大切にするようになる
  • 自立心を育てる
  • 安全への意識が高まる
  • 人間性を高める
  • 100%の精神状態で取り組める

順番に解説します。

ものを大切にするようになる:自分が使うサッカー道具や練習道具を普段から整理整頓することで物を大事にする心が育ちます。実際にサッカーのカズ選手や野球のイチロー選手など、一時代を築いた選手は道具を大事に扱うことでも有名です。

自立心を育てる:自分たちが使う用具を自分たちで片付ければ、次に使う時に指示がなくても素早く用意できます。すると自分たちで練習をするという積極性や自立心が育ちます。また、整理整頓が癖付けば忘れ物も減りますね。

安全への意識が高まる:練習会場のゴミ拾いや、石・木の枝などの除去をすることで、事前の安全確認ができます。もちろん指導者や大人が率先すべきことですが、子供たちも周りに気を配る、危険を予測するという意識が芽生えます。

人間性を高める:サッカーに使った練習会場を掃除したり、借りた練習道具を片付けることは、「自分がサッカーできるのは当たり前のことではなく、誰かの力があってこそ」という環境や周囲の人への感謝の気持ちに繋がり人間性を高めます。

100%の精神状態で取り組める:普段から掃除や片づけ、整理整頓をしておけば大事な試合や練習前に例えば「すね当てがない!」「シューズが汚いままだった!」と慌てることもありません。高い意識で集中して試合・練習に挑むことができます。

ランパードが靴磨きの慣習の復活を呼びかけたことがある

一昔前のイングランドプレミアリーグでは教育の一環として、レギュラーでない若い選手はレギュラー選手のスパイクを磨くという慣習がありましたが現在は行われていないようです。

これについて元イングランド代表のフランク・ランパード氏は以前、インタビューで「先輩の靴磨きはプロ意識を育てたり、チームへの献身やハードワークを根付かせたりするが今の若い選手たちはそれをやらない(下積みをしなくても若くして大金が支払われ、それが当たり前だと思っている)」と主張しました。

選手に対してサッカーの技術だけではなく、メンタル(心)の成長の必要性を訴えかけた例ですね。

ザバスのプロテイン ココア味1050g

ホエイプロテイン100 ココア風味 1050g

XEBIOで見る

Amazonで見る

整理と整頓、片付けの違い

細かい話ですが基本的な話として、整理整頓の整理と整頓の違いをご存知ですか?

ほとんど一緒なのですが、整理には「邪魔・不要・無駄なものを取り除く」「混乱したものをきちんとする」という意味があります。

一方の整頓には、整える、配置するという意味があるものの、除去の意味はありません。だから「整理整頓:邪魔なものを避けてから整える」や「交通整理:人や車がきちんと進めるようにする」と言い、整頓整理や交通整頓とは言わないんですね。

ちなみに片付けは出したり使ったりしたものを元の位置に戻す・しまうという意味です。

掃除の習慣は大人になっても役立つ

掃除など身の回りを綺麗にする習慣は社会人になってからも役立ちます。

経営の神様やカリスマと言われた松下幸之助さんや本田宗一郎さんも掃除や整理整頓に力を入れていたことは有名です。

1960年代頃からは3S:整理・整頓・清掃という言葉が使われるようになり、1970~80年代になると5S:整理・整頓・清掃・清潔・躾という3Sの進化版も使われるようになりました。現代でも多くの企業が形を変えつつもこれらの活動を取り入れています。

自分で掃除や片付け・整理整頓をすると物が長持ちする

以前、ビジネス情報誌プレジデントの記事で「自分たちで掃除をすることで備品や機械に愛着がわき、耐久年数・耐用年数が伸びて長持ちするようになる」という話が掲載されていました。

また、みんなで同じ空間や道具を掃除することが社内のチームワークを育てることにもつながるともありました。

サッカーのスパイクなども濡れたまま放置すると革が痛みやすくなりますね。

道具を大切に使うことは自分のパフォーマンスを100%発揮するという意味でも重要です。

スペインでは掃除は誰かがやってくれるもの?

スペインでホペイロをされているほぺまゆさん(twitter @Jope_Mayu )さんがロシアW杯での日本代表のロッカーが綺麗に掃除されていて話題になったことを受け、スペインのロッカールーム事情を記事にされています。

ホペイロ(ポルトガル語で「roupeiro」。英語だと「kit manager」「kit man」など)とは、サッカーの用具係のことです。
それによるとスペインのロッカールームはとにかく汚く、汚しても誰かが片付けてくれるという考え方が根付いているということでした。
また、「ものを綺麗に使う。使ったら片付ける。きれいにしてから帰る」というのは素敵な感覚であり、日本が大切にすべき文化だとおっしゃっています。同感ですね。

まとめ・おさらい

それでは今回のまとめとおさらいです。

  • 掃除や片づけ、整理整頓をサッカーの練習で行うことは「ものを大切にするようになる」「自立心を育てる」「安全への意識が高まる」「人間性を高める」「100%の精神状態で取り組める」「チームへの献身やハードワークの意識付け」といったメリットがある
  • 掃除をする習慣は社会に出てからも役立つ:3S(整理・整頓・清掃)や5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を取り入れている会社が多く、備品や機械を長く使えたり、社員のチームワークが高まったりすることにつながる

掃除が苦手という大人の方も多いです。かつての同僚でも車内に物が散乱していて、よく「あれがない」「これがない」と言っている人もいました。

たとえそこまで重要な物でなかったとしても、仕事や練習の直前になくなったら気になって集中できませんよね。

掃除・片付け・整理整頓は「自分や周りがベストの状態を作るため」に行うものだと私は考えます。

だからこそぜひ子供の内から身につけさせたい習慣ですね。

マインド・メンタル・心
この記事をシェアする
サカボンをブックマーク・フォローする

この記事を読んだ人がチェックする他の記事

サカボン

コメント