自分が所属するフットサルチームの練習内容を記載します
自チームで行った練習内容を振り返られる様に、
- 練習内容
- オーガナイズ(設定)
- キーファクター(その練習での重要なこと)
- その練習の意図
を解説・記載・紹介します。
他のチームの方でもご自分の練習に活かしてもらえたら幸いです。
対象 | 初心者から経験者まで混在の社会人 |
人数 | 20名 |
時間 | 練習1時間→試合2時間 |
テーマ | ボール以外への意識(ゴール・相手・味方・スペース)を持たせる(サブテーマ:やった事のない練習で初心者~経験者まで楽しませる) |
フットサル練習内容:一覧
- グリッド内でのドリブル:3種類
- グリッド内でボールのキープ&相手のボールに足でタッチ
- ゴレイロ(ゴールキーパー)トレーニング:2種類
- グリッドでのボールを1つ使ってのパス:2種類
- グリッドでのボールを2つ使ってのパス
- 試合:初心者・経験者混合、初心者のみ、経験者のみ
※グリッド:マーカーやコーンなどで区切られた四角のこと
1~5までを休憩を挟みつつ1時間、残り2時間を試合に当てています。
この「フットサル指導について3」では4の「グリッドでのボールを1つ使ってのパス練習」について紹介&解説しています。
ボールを1つ使ってのパス練習の内容について:詳細と解説
- ボールを1つ使ってのパスアンドゴー:反時計回り(右足で)
- ボールを1つ使ってのパスアンドゴー:時計回り(左足で)
右足が利き足の人が多いので、最初は反時計回り、練習の進め方やポイントが分かってきた所で左足を使うため、時計回りにします。
ボールを1つ使ってのパスアンドゴー(反時計回り):動画解説
動画時間 2:47
練習方法やポイントが分かりやすい様に、絵と実際の練習風景(左足での時計回り)を使った動画にして紹介しています。まずはこちらをご覧ください。
以下では更に詳しく解説していきます。
グリッド(四角)でのパス&ゴー トレーニング
直線:ボールの動き
波線:選手の動き
パス&ゴー:練習内容
A→B→C→D→A…とパスを回していき、パスを出した選手もそのままパスを出した場所へ移動します。
パス&ゴー:オーガナイズ(設定)
一辺8~10mのグリッド。コーンだとボールを当ててしまいがちなのでマーカーの方が良い。
(逆にレベルを上げるため、コーンをディフェンダーと見立てる方法もあり)
4か所になるべく均等になる様に並ばせる。
動画ではボールを受ける選手の後ろに並んでいますが、グリッドの内側に並ばせて、ボールを受ける瞬間に飛び出る(ボールを受ける動きを練習に加える)といったレベルを上げる補法もあります。
パス&ゴー:キーファクター(その練習での重要なこと)
初心者向け
- まずボールを止める
- 狙って蹴る(パスを受ける味方の足を意識して)
- 「止める・蹴る・走る」が連続する
練習の意図
- ボールを受ける前に、受けやすいボディシェイプ(体の向き)を作る。
- パスをしたらすぐ次のプレーに移る
※特に初めは、蹴ったら動きを止めてしまいがちです
経験者向け
- ボールが来る前の視野確保
- ボディシェイプ
- ボールを蹴った後の意識
練習の意図
- 次にパスを出す味方はもちろん、練習にとらわれず「ゴール」まで見る
- より次のプレーに移りやすい体の向き・足元を作っておく
- ボールが自分の所にない時もボールウォッチャーにならない
いかがでしたでしょうか。
動画を観てもわかる様に、初心者はもちろん、経験者であっても全て上手くいくわけではありません。
しかし、「いま自分が何を練習しているのか」「気をつけるポイントは何か」がわかって練習すれば、レベルアップするスピードも上がります。
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