2016/10/4 フットサル指導3「パス1」:動画あり、キーファクター・オーガナイズ・意図

自分が所属するフットサルチームの練習内容を記載します

前回:フットサル指導について2「ゴールキーパー練習」

自チームで行った練習内容を振り返られる様に、

  • 練習内容
  • オーガナイズ(設定)
  • キーファクター(その練習での重要なこと)
  • その練習の意図

を解説・記載・紹介します。

他のチームの方でもご自分の練習に活かしてもらえたら幸いです。

 

 対象 初心者から経験者まで混在の社会人
 人数 20名
 時間練習1時間→試合2時間
 テーマ ボール以外への意識(ゴール・相手・味方・スペース)を持たせる(サブテーマ:やった事のない練習で初心者~経験者まで楽しませる)

 

フットサル練習内容:一覧

  1. グリッド内でのドリブル:3種類
  2. グリッド内でボールのキープ&相手のボールに足でタッチ
  3. ゴレイロ(ゴールキーパー)トレーニング:2種類
  4. グリッドでのボールを1つ使ってのパス:2種類
  5. グリッドでのボールを2つ使ってのパス
  6. 試合:初心者・経験者混合、初心者のみ、経験者のみ

※グリッド:マーカーやコーンなどで区切られた四角のこと

1~5までを休憩を挟みつつ1時間、残り2時間を試合に当てています。

この「フットサル指導について3」では4の「グリッドでのボールを1つ使ってのパス練習」について紹介&解説しています。

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ボールを1つ使ってのパス練習の内容について:詳細と解説

  • ボールを1つ使ってのパスアンドゴー:時計回り(右足で)
  • ボールを1つ使ってのパスアンドゴー:時計回り(左足で)

足が利き足の人が多いので、最初は時計回り、練習の進め方やポイントが分かってきた所で左足を使うため、時計回りにします。

ボールを1つ使ってのパスアンドゴー(反時計回り):動画解説

動画時間 2:47

練習方法やポイントが分かりやすい様に、絵と実際の練習風景(左足での時計回り)を使った動画にして紹介しています。まずはこちらをご覧ください。

以下では更に詳しく解説していきます。

グリッド(四角)でのパス&ゴー トレーニング

サカボン:パス練習の図解

直線:ボールの動き

波線:選手の動き

パス&ゴー:練習内容

A→B→C→D→A…とパスを回していき、パスを出した選手もそのままパスを出した場所へ移動します。

パス&ゴー:オーガナイズ(設定)

一辺8~10mのグリッド。コーンだとボールを当ててしまいがちなのでマーカーの方が良い。

(逆にレベルを上げるため、コーンをディフェンダーと見立てる方法もあり)

4か所になるべく均等になる様に並ばせる。

動画ではボールを受ける選手の後ろに並んでいますが、グリッドの内側に並ばせて、ボールを受ける瞬間に飛び出る(ボールを受ける動きを練習に加える)といったレベルを上げる補法もあります。

パス&ゴー:キーファクター(その練習での重要なこと)

初心者向け

  1. まずボールを止める
  2. 狙って蹴る(パスを受ける味方の足を意識して)
  3. 「止める・蹴る・走る」が連続する

練習の意図

  • ボールを受ける前に、受けやすいボディシェイプ(体の向き)を作る。
  • パスをしたらすぐ次のプレーに移る

※特に初めは、蹴ったら動きを止めてしまいがちです

 

経験者向け

  1. ボールが来る前の視野確保
  2. ボディシェイプ
  3. ボールを蹴った後の意識

練習の意図

  • 次にパスを出す味方はもちろん、練習にとらわれず「ゴール」まで見る
  • より次のプレーに移りやすい体の向き・足元を作っておく
  • ボールが自分の所にない時もボールウォッチャーにならない

 

いかがでしたでしょうか。

動画を観てもわかる様に、初心者はもちろん、経験者であっても全て上手くいくわけではありません。

しかし、「いま自分が何を練習しているのか」「気をつけるポイントは何か」がわかって練習すれば、レベルアップするスピードも上がります。



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