自分が所属するフットサルチームの練習内容を記載します
自チームで行った練習内容を振り返られる様、行った練習内容からオーガナイズ(設定)、キーファクター(その練習での重要なこと)、その練習の意図を記載します。
対象 | 初心者から経験者まで混在の社会人 |
人数 | 20名 |
時間 | 練習1時間→試合2時間 |
テーマ | ボール以外への意識(ゴール・相手・味方・スペース)を持たせる (サブテーマ:やった事のない練習で初心者~経験者まで楽しませる) |
フットサル練習内容:一覧
- グリッド内でのドリブル:3種類
- グリッド内でボールのキープ&相手のボールに足でタッチ
- ゴレイロ(ゴールキーパー)トレーニング:2種類
- ボールを1つ使ってのパス:2種類
- ボールを2つ使ってのパス
- 試合:初心者・経験者混合、初心者のみ、経験者のみ
1~5までを休憩を挟みつつ1時間、残り2時間を試合に当てています。
この「フットサル指導について2」では3のキーパー練習について紹介&解説しています。
ゴールキーパー練習内容:一覧
- 2人1組・ボール1個を使っての反応速度向上トレーニング
- 2人1組・ボール2個を使っての判断力向上トレーニング
最初のドリブル練習の後半でちょっと負荷を上げたので、ここではリラックスして楽しめる様、ゲーム性のあるレクレーション的な練習にしました。
それでもちゃんとレベルアップに繋がる練習です。
ゴールキーパー練習内容:詳細と解説
動画時間 3:59
分かりやすい様に2つの練習をまとめて動画にしました。絵でやり方を、実践の様子を実際の撮影風景で紹介しています。まずはこちらをご覧ください。
以下では更に詳しく解説していきます。
2人1組・ボール1個を使っての反応速度向上トレーニング
- 2人1組を作る
- 片方がボールを持つ
- もう片方(GK役)は背中を向ける
- ボールを持っている人は、後ろ向きの人の、左右どちらかの肩周辺にボールを軽く投げてあげる
- GK役の人は自分の肩にボールが当たった瞬間に振り向き、キャッチできたら成功
- 何回か毎に交代
- オーガナイズ:1.5~2mほど離れる。
- キーファクター:素早いキャッチ。
- 意図:反応速度を高める。体の動かし方を身に付ける。
どちらかの肩に軽く投げてあげます。
肩に当たった瞬間に
素早く反転してキャッチ!
動画をご覧頂いた方はおわかりかと思いますが、最初はなかなか触ることさえできない時もあります。
特に左肩に当たった時、慣れていない人の大部分は「右回り」に慣れてしまっているため、ボールから遠い方に体をひねってしまい、キャッチできません。
試合中、GKには予想外の位置からシュートが飛んでくることも多々あります。
とっさに反応できるよう、反射神経・反応速度を高められることが練習では求められます。
この練習はその第1歩目としてとても入りやすいのではないでしょうか。
2人1組・ボール2個を使っての判断力向上トレーニング
- 1人1個ボールを持って2人1組を作る
- 片方が自分の真上にボールを投げる
- その瞬間にもう一人が、自分のボールを真上に投げた人にパス
- 上に投げたボールが落ちてくる前に、そのボールをキャッチしリターンパス
- 落ちてくるボールをキャッチ
- オーガナイズ:1.5~2mほど離れる。
- キーファクター:ボールウォッチャーにならない。急な事態に対し瞬時に対応する。
- 意図:特に初心者の方は1つのプレーが終わると集中が切れやすいので複数の事が同時に起こることへの対応力を付ける、慣れさせる。
片方の選手は自分の真上に(図の赤)、もう1人はその人へパス(図の青)
落ちてくる前にボール(青)をキャッチ→リターンパス
更に落ちてくるボール(赤)もキャッチする
いかがでしたでしょうか。慣れてきたら時間内に何回できるかなど勝負制にするなどで、更に速いボールへの対応など、レベルアップもできます。
小学生でもできる練習ですので、ぜひチャレンジしてみてください!
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