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サッカースパイク・トレーニングシューズ・フットサルシューズ

      2017/03/28

今回はサッカー・フットサルに必要な「サッカースパイク・トレーニングシューズ・フットサルシューズ」について、それぞれの特徴や選び方をお話しします。

 

一口に「サッカーの靴」と言っても用途により種類は様々ですし、何が良いかわからない、迷う方も多いと思います。

また大会のレギュレーション(取り決め・規約)によっては

「せっかくスポーツショップで買ってきたのに使えず試合に出られない

というケースも実際あります。

(元教え子がそうで、試合中に親御さんが急いで買ってきたことが過去にありました)

この記事を読んでいる方、もしくはお子様がそうならない様、ここでは靴の種類・選び方などについてご紹介します。

 

「スパイク」・「トレシュー」・「フットサルシューズ」についての前置き

サッカー・フットサルをこれから始めようとする方が初めてスポーツショップに行くと、その種類の多さに困惑されると思います。

「自分の足に合っているか」はもちろん大事ですが、用途を間違うと上記の様な思わぬトラブルに遭うこともあるので、ご自身の目的にあったものをお選びください。

では順に解説していきます。

 

サッカースパイクについて

サッカースパイク

一般的に「サッカーの試合(屋外)」を行う時に使用するサッカー専用シューズです。

靴の裏に長めのボツボツ(スパイク・ポイント・スタッド等と呼ばれます)が付いているのが特徴です。

スパイクには一般的に固定式(こていしき)取替式(とりかえしき)の2種類があります。

※あまり売ってはいませんが、一部だけ取替式になっている「ミックス式」という種類もあります。本田圭祐選手などはピッチに合わせて使うスパイクを替えているそうです。

 

固定式スパイクについて

固定式は裏のポイントが取り外しできない形式のものです。

一般的にこちらが主流です。

日本では土のグラウンドも多く、硬い地面との接触が続くと摩耗(まもう)します。

ポイントが削られすぎて一部分だけ短くなるとケガのもとになるので、プレー前にチェックしましょう。

 

取替式スパイクについて

取替式は裏のポイントが取り替えられる様になっているものです。

プロ選手の様に、「芝が長い/短い」「水が多めに撒かれている/乾燥しきっている」など、試合会場ごとのコンディション(状態)が異なる場合に最適なパフォーマンスを発揮する為、長め/短めのポイントを交換できます。

 

トレーニングシューズ(トレシュー)について

サッカー用トレーニングシューズ、トレシュー

名前の通り、「トレーニング(=練習)用」のシューズです。スパイクはポイントが長めなため、柔らかい芝でも踏ん張れる分、足にかかる負担が大きいのですが、トレーニングシューズはその負担が少なくなっています。

 

「土踏まずの形成は7~9才ごろ」

地面からの衝撃を和らげるための土踏まずは7~9才頃に形成されます。

ですので小さなお子様がサッカーを始める場合は、ケガを考慮してまずはスパイクよりもトレーニングシューズから用意しても充分かと思います。

また、サッカースクールなどで練習メインの活動をされる場合や、草サッカーのサークル程度ならば、同様にスパイクでなくトレシュー(トレーニングシューズ)で問題ないでしょう。

 

「実は公式戦もトレシューで出場しても良い!?」

昔ながらの指導者や監督だと知らない人もいますが、FIFA(国際サッカー連盟)が定める「サッカー競技規則」では、競技者の用具には「」としか明記されていません。(2015/2016年度版だと第4条 競技者の用具 P22)

野球用や陸上用のスパイク等、金属のとがったスタッドになっていて踏まれると怪我をしそうな危険なものでなければ、本来はどんな靴でも出場できます。

 

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フットサルシューズについて

フットサルシューズ

フットサル(屋内、主に体育館)でプレーをするための靴です。裏が飴色のゴム素材になっているのが特徴です。フットサルシューズ購入時は注意が必要です。

 

同じ裏がゴム素材で別競技のシューズが紛れている場合がある

ワゴンセールやアウトレットのショップではまれに種目関係なくカゴに入っていたりします。

バレーボールのシューズなど裏はゴムで紛らわしいものもありますので、迷ったら店員さんに確認してみましょう。

 

裏にメーカーのロゴが入っていたり、飴色以外のシューズは試合で使えない場合がある

JFA(日本サッカー協会)公式のある大会では

シューズ:靴底は接地面が飴色白色もしくは無色透明のフットサル用シューズのみ使用可能とする。(スパイクシューズおよび靴底が着色されたものは使用できない。)

という取り決めがあり、実際に出場不可になった選手もいます。

メーカーと協会側、そして会場側の3者の立場が絡むとこういう事も起こります。

オレンジや青色で格好良いシューズを欲しくなる気持ちはわかりますが、自分が出る予定の大会に沿ったものを選びましょう。

 

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スパイク・シューズの選び方について

靴の種類は説明しましたが、次にどんな靴を選べばいいかのポイントをお話しします。

実は商品名に用途が書いてある!?「HG」?「TF」?とは

各シューズの名前に「FG」や「HG」などが書いてありますが、実は、これは用途を表しています。

  • HG(ハードグラウンド):土のグラウンド用
  • FG(ファームグラウンド):天然芝用
  • SG(ソフトグラウンド):天然芝の中でも主に長い芝、ぬかるんだ・雨で濡れて滑りやすい環境用
  • AG(アーティフィシャルターフグラウンド):人工芝用
  • MG(マルチグラウンド):硬い土、長めの新型人工芝用
  • TF(ターフ):芝(天然・人工問わない)、土でも可。主にトレーニングシューズがこれに当たる
  • ICもしくはIN(インドアコート):室内・屋内用。主にフットサルシューズがこれに当たる

メーカーによって履き心地(適した足の形)がまるで違う

様々なスポーツブランドから多種多様なシューズが販売されていますが、メーカーによって適した足の形が異なります。

例えば私に合う靴のサイズは27~27.5cmなのですが、ナイキやプーマだと細すぎて28cmでも履けないものがあります。この様にサイズだけで判断せず、実際に履いて確認したから購入すると良いです。

最近ではネットで購入する方が安いため、「実店舗で履き心地を確認してネットで注文する」といった方法を取る人も増えている様です。

 

そして、普段履く靴ではなく練習や試合用なので「隙間が少ない」サイズを選んだ方が良いです。

  • 隙間が広いと靴の中で足が動くため ⇒「靴擦れ」「足の裏の皮がむける」「外反母趾の悪化」などが起こりやすいです
  • 逆に窮屈な靴だと ⇒「接触部分に痛み」「足の形が変形し腰痛など足以外の痛みの原因」などが起こりやすいです

ベストパフォーマンスを発揮できる様、スパイク・シューズ選びにもこだわってみましょう。

 

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記事の著者紹介
札幌在住、元・育成年代対象のコーチを12年間していました
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