カテゴリー 一覧:サッカーから派生したスポーツ
こんにちは。今回は日本名では「ビリッカー(billiccer)」と呼ばれる、サッカーとビリヤードを合体・融合させた新スポーツである、「スヌークボール(snookball)」をご紹介します。
日本でもにわかに知名度を上げてきているゲーム感覚で出来るスポーツです。
ビリッカー(billiccer)・スヌークボール(snookball)とは
ビリッカー(billiccer)とはサッカーとビリヤードを合体させたゲーム、スポーツです。
元々は「スヌークボール(snookball)」という名前でフランスで生まれ、ヨーロッパやアメリカ、マレーシアなどで徐々に人気になってきました。その特徴から日本に持ち込んだ人がビリッカーと名付けたようです。既に「ビリッカー協会」も存在しています。
参考サイト: snookball Facebook ・ snookball(フランス語、共に外部サイト)
ビリッカー(billiccer)・スヌークボール(snookball)の道具とルール
下記の画像はビリッカーで使うコートです。
ビリッカー(billiccer)・スヌークボール(snookball)の道具
ビリッカーで使う道具には以下のものがあります。
- 6m60cm×3m60cmのコート
- ビリヤードの玉の代わりに「1から15までの数字と色付けされた3号球ボールを15個」と「手玉の白い3号球ボール1個」
- キュー(ビリヤードの玉を突く棒)の代わりに「足か頭」
ビリッカー(billiccer)・スヌークボール(snookball)のルール
基本的なルールはビリヤードと同じです。細かなところは割愛して簡単に説明します。
エイトボール
1から15番までのボールを使います。
上記の画像の様に、「真ん中に8番」、底辺の左右に「1から7番までの色つきボール(ローボール)」のどれか(画像では5番)と、「9から15番までの縞(しま)模様ボール(ハイボール)」のどれか(画像では10番)を並べ方ます。
ローボールを狙う人とハイボールを狙う人に分かれて勝負します。落とすボールの順番は関係なく、狙うボールを全て落とした後に黒い8番を、宣言したポケットに落とした方が勝利です。
ナインボール
ナインボールでは1から9番のボールを使います。「9番」のボールを先に落とした人が勝ちです。順番に白い手玉ボールを当てて1番のボールから穴(ポケット)に入れていきます。
例えば「1番」を狙う時、白い手玉が1番のボールに当たった後に転がって他のボールに当たるのはOKです(1番が9番に当たってポケットに入れば即勝利)。しかし狙いがずれて他の番号のボールに当たったらファウルで相手と交代となります。
どの穴にも入らなかったら相手と交代です。
共通のルール
道具のところにも書きましたが、スヌークボールではキューの代わりに足(シュート)か頭(ヘディング)を使って手玉(白いボール)を撃ち数字の書いたボールに当てていきます。手玉をポケットに落としたらファウルです。他、「場外にボールを出してしまう」「空振り」等もファウルとなります。
ファウルの場合、相手は任意の場所に手玉を置いて始めることができます。
まとめ
サッカーやフットサルの様に技術や体力をそれほど必要としないので、小さいお子様や女性、運動が苦手な方でも楽しめそうなのが魅力ですね。
既に東京などでは専用の施設もある模様です(私は札幌在住なので残念ながらまだプレーしたことはありません)。
本家フランスのスヌークボールではコートなどの販売もしています。3500ユーロ(日本円で約40万円…お高めですね)。他の国では空気を入れて膨らますタイプのコートなども販売されていました。
いずれにせよ、これから少しずつ流行りそうな予感がします。
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